
赤ちゃんの耳たぶが赤くなっているとアトピーなのではないかと心配になってしまいますよね。
赤ちゃんの皮膚の炎症は顔や耳に出やすく、赤くなったり耳が切れて見えることもあります。
そこで今回は、赤ちゃんの耳たぶが赤いときに心配される3つの原因について紹介します。
赤ちゃんの耳たぶがかさかさ赤くなる3つの原因
耳の付け根や耳たぶが、赤くかさかさしてくると、見ていて可哀想になりますよね。
赤ちゃんの耳たぶが赤くなったときに考えられるのは、アレルギーや感染症、かぶれによる炎症などです。
耳たぶに炎症が起きてくると、以下のような症状が出ます。
- 耳たぶが膿んできた
- 耳たぶが切れてきた
- 耳たぶにプツプツとした湿疹
- 耳たぶがジュクジュクただれてきた
新生児期~乳児期の皮膚は薄く、外部の刺激に弱いため、炎症を起こしやすくなります。
特に、耳たぶは汗をかきやすく汚れも溜まってしまいますが、スキンケアを怠りがちな場所でもあるため、トラブルが発症してしまいます。
赤ちゃんの耳たぶの炎症の原因は状況により様々ですが、具体的な原因と症状をみていきましょう。
1・アレルギーによる炎症が原因
アレルギー体質によって発症する代表的な症状のひとつに、耳が切れたようにみえる「耳切れ」という症状があり、これは耳の付け根がジュクジュクしたり、付け根にかさぶたのようなものが出来たりします。
強いかゆみを伴うことが特徴ですが、掻けば掻くほど炎症が酷くなってしまうので、早目に受診し治療してあげましょう。
炎症が治ったり再発したりを繰り返すと、アトピー性皮膚炎と診断されることもありますが、早目のケアで軽快していきますので、不安にならないでくださいね。
2・刺激による炎症
帽子や上着、飾りものなど、衣類の脱着で柔らかい耳たぶが傷ついてしまうことがあります。
ボタンやファスナーがついている服を脱がせるときに、金属が耳に当たってしまったかもしれません。冬はファスナータイプのフリースやは織物、帽子などが原因で皮膚が傷ついてしまうことも。
普段来ている服を見直し、飾りつけのないシンプルな服に変えてあげましょう。
3かぶれによる炎症
赤ちゃんの唾液や涙、石けんの洗い残しによって、皮膚が赤くかぶれてしまうことがあります。
入浴するときには「耳に水が入ったらどうしよう…」と怖がらずに石けんでしっかり洗ってあげましょう。入浴後は綿棒で耳の奥の水気を吸い取ってあげれば大丈夫です。
また、ホルモンバランスの影響により、皮脂分泌量が変化し、乾燥による炎症を起こしていることも。
産まれたての赤ちゃんの肌質はどちらかと言えば脂性ですが、生後4か月を過ぎるとそれまでの皮脂の多い肌質とは一変し、乾燥しやすくなります。
まとめ
- 痒みが強かったら受診しよう
- 普段着ている服にファスナーや飾りがないか確認してみよう
- お風呂では耳たぶもしっかり洗ってあげよう
耳たぶの赤みやかさつきが気になるときは、まずはしっかりと患部を石けんで洗ってあげることが大切です。
また乾燥が強くなる生後4か月以降は、お風呂あがりには保湿してあげることをおすすめします。
赤ちゃんの耳たぶケア商品の選び方
保湿入浴剤で全身をケアしたい
乾燥が酷いときは、ローションの他にクリームや軟膏、医薬
保湿入浴剤は手軽に全身を保湿してあげることができます。たくさんの市販品の中からおすすめの入浴剤を紹介します。