入浴後のスキンケアであれば、水をはじく軟膏よりもローションの方が合っていますし、皮膚をしっかり保護したいのであれば、クリームやオイルが向いています。
そこで今回は、子供の乾燥肌ケアにおすすめの保湿剤をタイプ別に紹介していきたいと思います。
子供の保湿剤は季節や状況で上手に使い分けよう
使用時期と特徴を知り上手に使いこなすことで、保湿剤の効果をより発揮することができます。
保湿を続けると、子供の肌がプルプルになり、湿疹やアトピーなどのアレルギー症状の予防にもなります。保湿は赤ちゃんのうちから行うことが大切ですが、今まで保湿をしてこなかった子も、今日から始めることで十分効果を期待できます。
子供の乾燥症状や季節によって効果が違ってきますので、タイプ別に保湿剤を詳しくみていきましょう。
全身のバリア機能の強化には保湿入浴剤
- おすすめの季節:通年
- 使用部位:全身
暑い季節は、ついついシャワーで済ませたくなりますが、汗や汚れをしっかりと落とすためには、ぬるま湯でもいいので入浴保湿剤と一緒に湯船につかりましょう。
肌がサッパリとし、快適な夏の夜を過ごすことができますよ。
汗ばむ季節や入浴後にはローション
- おすすめの季節:夏
- 使用部位:全身
ローションは、肌に馴染みやすくサラサラしているため、夏や入浴後の使い心地はバツグンです。
しかし、傷口があるとしみたり、保護成分が低いため、バリア機能が低下している箇所に塗布しても効果は期待できませんが、水分子との親和性と水分保持能を考えると、夏場に必要な保湿剤です。
カサカサ肌には油分の多い保湿クリーム
- おすすめの季節:秋~冬
- 使用部位:気になる部分
クリームは、主に水分の蒸発を防ぐためにつくられているものが多いため、顔や手足、肘や膝など、気になる部分に塗布することをおすすめします。
また、子供にとって使用感が悪く、ベタベタしたり、衣類や寝具に付着することもありますが、油膜を作る効果があるため乾燥した時期には是非使いたい保湿剤です。
湿疹時や炎症が起きているときは無添加石鹸
- おすすめの季節:通年
- 使用部位:全身
子供に使ってあげたい無添加石けんをピックアップしてみました。無添加石けんの優しい泡で肌を包むように洗ってあげることで、子供の傷ついた肌をやさしくケアすることができます。
入浴ケアだけで肌の状態が改善することもありますので、自宅の石けんを見直すキッカケにしてみてください。
腸の調子を整え体の内側から肌を元気に
腸の調子を整えると、免疫が強くなり肌が内側から元気になることがわかってきました。便秘がちなお子さんは、肌も何だか元気がなくなることがあるようです。
赤ちゃんでも摂取することができる乳酸菌や善玉菌を調べてみましたので、参考にしてみてくださいね。
マッサージやカサつきが気になるときはオイル
- おすすめの季節:秋~冬
- 使用部位:全身
子供や赤ちゃんに使えるオーガニックオイルは、食用としても販売されているほど、体に優しい天然成分です。
肌への浸透力が高く、油膜も作ってくれるため、クリームとローションの中間地点に位置します。ベビーマッサージをしたいときは、肌に優しいオーガニックオイルを選びましょう。
赤ちゃんにおすすめの無添加洗濯洗剤
- おすすめの季節:通年
- 使用部位:全身
生後すぐの赤ちゃんに着せる衣類の洗濯洗剤は、肌に優しい成分にこだわってあげたいですよね。
優しい成分の洗剤を選ぶことで、かゆみや湿疹などの赤ちゃんの肌トラブルを軽減することができます。無添加にこだわった洗濯用洗剤を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
子供の乾燥肌ケアにおすすめの保湿剤まとめ
- 汗をかきやすい夏は、ローション
- 乾燥しがちな冬はクリームや軟膏
- 塗るのを嫌がる子供には入浴剤
子供の乾燥肌ケアをするときは、目的に合わせた形状を選ぶことがポイントです。
子供の肌に合った保湿剤を選ぶことで、子供が塗布を嫌がらなくなったり、喜んで自分から保湿してくれるようにもなりますので、上手に保湿剤を選んであげましょう。
管理人が実際に使ったおすすめの市販品
ミネラル成分配合の入浴剤
お子さんの肌のハリを保つのに必要な「ビート糖」「ホホバ油」などのミネラル成分が多数配合されています。グレープフルーツの柑橘系のいい香りがするおすすめの入浴剤です。
効果が8時間続く保湿クリーム
ファムズベビーは肌トラブルを起こしている赤ちゃんに使える低刺激の保湿剤です。その持続効果は8時間。母子手帳本にも記載されている、安心・安全できる子ども用の保湿剤です。
おすすめのベビーローション
蛯原英里さんがおすすめしている新生児からの乾燥対策ができるアロベビー。
高い保湿力に加え国産オーガニックという安心できる成分から作られています。