乾燥ママ

あせものような赤く大きい湿疹が特徴の「水いぼ」は、バリア機能が未熟な低年齢の子供に多い感染症です。水いぼに感染すると、強い痒みが発症し、そこからどんどん感染が拡大していく恐れがあります。そこで今回は、8才以下の乾燥肌の子供に発症しやすい水いぼの原因と治療方法について紹介します。

水いぼの原因は接触によるウイルス感染

  • 赤いあせものような大きな湿疹が特徴
  • 8才以下の子供や免疫力が弱った大人に発症する
  • 肌が乾燥気味の子共が発症しやすい
  • 半年~1年ほどで自然治癒するが、症状が酷いときは皮膚科へ

水いぼ(伝染性軟属腫)は、赤い大きな「いぼ」が出る感染症で、8才以下の子供、とくに未就学児に発症することが多い皮膚病です。水いぼの初期症状は、あせもが少し大きくなったような赤い湿疹が特徴です。

このウイルスに感染すると、必ず発症するわけではありません。なので、発症していない保菌者からさらに感染する恐れがあります。つまり、発症していない子から感染するので「誰からうつったんだろう?」と家族を悩ませる原因にもなっています。また接触感染で拡大していくので、感染者が触れたものには注意が必要です。

抵抗力が強くなってくる中学年以上から成人は感染しにくい病気ですが、免疫が低下している大人、特に高齢者は感染しやすくなります。ですので、お家におじいちゃんおばあちゃんがいる家庭は注意しましょう。

半年ほどで自然治癒するが酷いときは治療を

水いぼ治療水いぼを発症した後は、遅くても一年ほどで自然治癒します。しかし、水いぼは強い痒みがあり、掻き毟るといぼがどんどん増えていく恐れもあるため、早目に受診しましょう。皮膚科では「いぼが跡に残らないか」という相談にも乗ってくれますので、できたら小児科よりも皮膚科がおすすめです。

皮膚科で行われている水いぼの治療は以下の通りになります。

水いぼ治療手順

  1. 特殊なピンセットでいぼを取り除く(痛むので麻酔テープを用意されることも)
  2. いぼを硝酸銀法で焼き、かさぶたにさせる
  3. 新しい皮膚を再生させるため、液体窒素でいぼを凍結させる
  4. スピール膏を貼りながら自然治癒を待つ
  5. 漢方薬のヨクイニンを処方される

ヨクイニンとは「はと麦茶」などに入っている免疫を高める成分です。免疫を高めてあげることで、早目に治してあげるという目的で処方されます。また治療では、ピンセットでいぼをつまんだあとに焼くことで、かなりの痛みを伴うため、少なからずお子さんが泣き叫ぶことは覚悟しておいた方がいいでしょう。

しかし、水いぼは強い痒みを伴うために、重症な場合は、治療しなければ皮膚の状態が悪化する恐れもあります。ママにとっては非常に辛い選択かもしれませんが、経過を観察しお子さんのためにどちらがいいのか検討してみてください。

プールには入れるけど、水いぼがあると嫌がられるかも

水いぼプール学校保健法では、水いぼに感染してもプールには入れますし、登校もできます。

これは「水いぼに感染しても必ず発症するわけではない」という考えからですが、接触感染するため周囲から嫌がられる可能性もありますので、お子さんと相談してみてください。また治療しても治療しなくてもウイルスの感染確率はあまり変わらないので、「治療しているからうつらないでしょ!」というわけでもありません。

しかし、完治までには少し時間がかかりますので、お医者さんと相談して登校日やプール日を決めていきましょう。

8才以下の「乾燥肌」「敏感肌」の子は水いぼに感染しやすい

感染すると辛い治療をしなければならない水いぼですが、アトピー性皮膚炎予備軍のような肌のバリア機能が弱っている子はウイルス感染しやすくなります。普段から乾燥しやすい子や、オムツかぶれを起こしやすい刺激に敏感な赤ちゃんは注意が必要です。

免疫が低い8歳以下の子は、水いぼを予防するために日ごろから保湿をこころがけ、感染を予防していきましょう。

まとめ

水いぼは自然治癒する皮膚病ですが、強い痒みもあるので状態が酷いときには、皮膚科を受診しましょう。発症しても登校やプールへの入水は可能ですが、お友達に感染させてしまう危険性があることだけは理解しておいてください。

また、水いぼを予防するためにはホームケアがとても重要です。

1.免疫を高めるためヨクイニン成分がある「はと麦茶」を飲ませる
2.乾燥すると発症しやすいので皮膚を保湿

またホームケアで発症を予防したり、完治までの期間を短くすることもできますので以上のことを試してみてくださいね。

肌のバリア機能を高められるケア方法

水いぼをケアするためのケア方法

水いぼは乾燥による痒みから悪化していきます。

かゆみを発生させないために、肌のバリア機能を高めるケア方法をみていきましょう。

子供の水いぼケア商品の選び方

子供の頭皮におすすめのケア商品

子供の頭皮は紫外線やエアコンの影響でカサつき、思った以上に荒れています。

フケやかさぶたが気になってきたら、保湿成分入りのソープを使い始めるサインです。

頭皮の乾燥におすすめのケア商品

あせもやかぶれをしっとりケア

紫外線が強くなってくる時期には、乾燥やあせもの症状が出やすくなります。
今からバリア機能を強化すると、冬のトラブルを軽減させることができるため、お風呂あがりには潤い成分を肌に与えましょう。

おすすめの保湿クリーム

あせもやかぶれを防ぐ入浴ケア

夏にお悩みのあせもやかぶれには、肌をサッパリさせる入浴剤がおすすめです。
あせもや虫刺されで弱っている肌を、1日の終わりにしっかり保湿してあげると、サラサラ肌を保てますよ。

夏におすすめのサッパリ入浴剤