
突然、子供の頬が白く抜けたように見えてしまうことはありませんか?
また、その白い部分が広がっていき、白い斑点のようにあちこちに発症してしまうととても不安になりますよね。
そこで、今回は子供の頬の白い原因について紹介します。
子供の頬が白い原因と症状とは
子供の頬に白いシミのような斑点ができる原因は、乾燥湿疹の可能性があります。
乾燥性湿疹には赤い湿疹だけでなく、白い湿疹もあります。
白い湿疹はカサカサとした乾燥性の湿疹で、日に当たっても皮膚が黒くなりにくいため、紫外線により皮膚が焼けると、湿疹が発生している箇所が白くなって見えるのです。
この乾燥性湿疹は、冬などの紫外線が少ない時期には目立ちませんが、夏場になり皮膚が焼けると頬の白い部分が目立ってきます。
また、このような症状は頬だけでなく、全身に出る場合もあり、特にアトピー性皮膚炎の幼児に多く見られます。
頬が白くなる以外に何の症状もないけど、乾燥しているの?
乾燥肌というと「冬になるもの」「肌がカサカサしている」と思いがちですが、肌がしっとりしていても乾燥肌の症状が発症していることがあります。
子供の肌が乾燥しているかどうかを見分けるには、以下のことを参考にしてください。
子供の乾燥肌をチェック!!
- 肘内側や膝裏などの関節部分がたまに赤くなることがある
- 虫に刺されると化膿しやすい
- お風呂あがりに首筋や背中がちょっと赤くなることがある
- ザラザラとした色のない湿疹が出ることがある
これらの症状は乾燥肌によって肌のバリア機能が弱っているために起こる症状です。
子供の皮膚が潤っているようにみえても、軽度の湿疹や炎症が起きやすい場合は、乾燥肌体質によりバリア機能が低下気味と言えます。
これ以上炎症が起きないように、普段からスキンケアを心がけましょう。
20歳前後であれば治療が難しい尋常性白斑の可能性も
他に、子供の頬が白くなってしまう症状としては「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」というものがあります。
この尋常性白斑は、皮膚内でメラニン色素が作られなくなったことが原因で、現在では明確な治療法がないうえ、数少ない治療を行ったとしても100%完治はしません。
尋常性白斑の症状は以下の通りです。
発症年齢 | 20歳前後 |
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発症部位 | 腕や足、腹部や顔 |
発症原因 | 免疫によるものと言われているが、ほぼ不明 |
治療方法 | ナローバンドUVBなど |
ナローバンドUVBとは、白斑の原因のひとつと考えられている自己免疫反応を抑えるため、紫外線B派を利用し自己免疫反応を抑制しようとする治療です。
しかし、紫外線なら何でもいいというわけではないので、自己判断で日焼けなどの対策を講じるのは絶対にやめましょう。
子供の頬が白い原因と症状まとめ
子供の頬の白い部分は多くの場合はスキンケアで改善していきますが、完全に治るには長い時間が必要になります。
また、頬だけでなく体のあちこちに発症してしまうこともありますので、乾燥肌体質のお子さんには年中、全身をスキンケアしてあげたほうがいいでしょう。
また、白い跡だけでなく、虫さされによって出来た黒い跡も中々消えないので、早目にケアしてあげることが重要です。
白みケアをしてあげるために必要なこと
お子さんの頬の白みの解消方法
乾燥肌が原因で頬が白くなる場合があります。白くみえる皮膚を少しづつケアしてあげましょう

子供の頭皮は紫外線やエアコンの影響でカサつき、思った以上に荒れています。フケやかさぶたが気になってきたら、保湿成分入りのソープを使い始めるサインです。

紫外線が強くなってくる時期には、乾燥やあせもの症状が出やすくなります。
今からバリア機能を強化すると、冬のトラブルを軽減させることができるため、お風呂あがりには潤い成分を肌に与えましょう。

夏にお悩みのあせもやかぶれには、肌をサッパリさせる入浴剤がおすすめです。
あせもや虫刺されで弱っている肌を、1日の終わりにしっかり保湿してあげると、サラサラ肌を保てますよ。