

オムツの中にあせもができてしまったときの、ケア方法をしっていますか?
かゆみを我慢できない赤ちゃんは掻きこわしてしまい、患部が化膿したりトビヒになってしまうこともあるので、あせもくらい大丈夫と思わずきちんとケアしてあげましょう。
そこで今回は、オムツの中にできるあせもの原因と自宅でできるケア方法について紹介します。
オムツ内のあせもの原因と症状
あかちゃんのおむつの中にできてしまうあせもをしっかりケアするために、まずはどうして赤ちゃんのおむつの中にあせもができやすいのか原因と症状について簡単に確認しておきましょう。
汗かきな赤ちゃんは、オムツの中にもあせもができてしまい、オムツの中が体温でどんどん蒸れて暑くなり、汗をたくさんかいてしまうことが原因のひとつです。
オムツの中にできるあせものホームケア対策
オムツの中にできてしまうあせものケア方法について紹介します。
オムツの中は、他の部位に比べて汗をかきやすく蒸れやすいのであせもができやすい部分です。
こまめにオムツ交換をしよう
オムツの中にできるあせものホームケアでもっとも大切なのは、こまめにオムツを替えることです。育児に慣れてくると6時間に1回というペースになってしまいますが、それではおしりが蒸れすぎてしまうので、3~4時間に1回は変えてあげたいところです。
まずは、オムツ交換のタイミングでなくても、汗をかいていないかチェックしてあげましょう。
汗をかいたり蒸れたりしている場合には、清潔なタオルやおしりふきで汗をふきとってあげます。
おしり拭きよりもシャワーで
また汗をたくさんかいたら、シャワーなどで洗い流してあげると良いでしょう。
いつも以上に清潔を心がけます。お風呂のときには、石鹸をよく泡立てて、お尻や陰部のシワも伸ばしながら丁寧に洗ってあげましょう。
暑い季節なら、お風呂上がりはしばらくそのままにしておいて、肌がしっかりと乾いてからオムツをつけることをおすすめします。
オムツメーカーの選び方
汗をかく季節になったらオムツの中にあせもができるようになってしまった、という場合にはオムツメーカーを変えてみると良いかもしれません。
各メーカーでアピールポイントは変わりますが、オムツ選びで一番チェックしたいポイントは、通気性です。この通気性に着目して選ぶと良いでしょう。
またギャザー部分にあせもができてしまうこともあるので、ギャザーが肌に刺激を与えないかという点もチェックが必要です。
オムツは、赤ちゃんの肌との相性もあるので、お徳用よりもまずは少量パックでお試ししてから使うのが良いですね。
腰にまであせもが広がってしまったときは
あせもは徐々に広がることもありますが、たくさん汗をかいたときには一気に広がることも多いものです。気づいたときには、オムツの中だけでなく腰にまであせもが広がっていることもよくあることです。
おしりの薬を塗っても大丈夫?
あせもが腰にまで広がってしまったときは、おしりに塗っていた薬を塗っても問題はありません。
薬を塗るときは、必ず汗を流して清潔な肌に塗りましょう。1日に2〜3回ほど塗るようにします。薬を塗ってもなかなかよくならない場合には、早めに皮膚科を受診しましょう。
オムツのはかせ方などのコツ
オムツをはかせるときのあせも予防のコツをお教えしますね。小さなことですが、あせも予防に効果的なのでぜひ試してみてください。
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- 肌がきちんと乾いてから新しいオムツをつける
タオルやおしりふきなどで拭いたあとには、しっかりと肌が乾いてから新しいオムツをつけましょう。水分が残ったままだと、蒸れの原因となってあせもだけでなくオムツかぶれを引き起こしてしまうこともあります。
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- オムツの背中の部分にガーゼを1枚いれておく
ねんねのままの赤ちゃんは、オムツの後ろ部分に特に汗をかきやすいのもです。汗を吸い取ってくれるガーゼを入れておくことで、あせもが広がるのを防いでくれます。
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- オムツのサイズがフィットしているものを選ぶ
オムツのサイズが小さすぎると、水分がこもりやすく蒸れてしまいます。また足の付け根や腰の部分を締め付けてしまい、汗をかきやすくなってしまうことも。きちんとフィットするものを選びましょう。
まとめ
普段から体温が高く汗をかきやすい赤ちゃんは、特にオムツの中にあせもができやすいものです。冬でも厚着をして暖房の効いた部屋にいると、あせもができることもあるので注意しましょう。
こまめにオムツを替えることや、汗をしっかりと拭いてあげることなどであせもを防ぐことができます。しかしあせもができてしまい、かゆがったり痛がったりするような場合には、皮膚科を受診することをおすすめします。
赤ちゃんのあせもにおすすめのケア商品の選び方

赤ちゃんのあせもは、酷くなる前にホームケアで治してあげましょう。
意外にも、あせも肌の原因は乾燥によるものなので、保湿ケアをしてあげれば、あせもに強い肌を育ててあげることができます。

新生児の顔やかかと、ひじなどに白いガサガサがが気になることはありませんか?
無理に皮を剥ぐと、出血してしまいますので、赤ちゃん用の保湿剤で、傷付きやすい皮膚を保湿し乾燥から守ってあげましょう。

アトピーの赤ちゃんは潤い成分が不足しがちです。そこで、足りない潤い成分を補うために、赤ちゃんでも使用できる低刺激のスキンケア商品を紹介します。

赤ちゃんの乾燥肌を改善させることで、乾燥肌によって発症しているかゆみを緩和させることができます。乾燥しやすい季節だけでなく、気付いたときに保湿してあげる習慣をつけることが重要です。