

赤ちゃんの日焼けはヤケドと同じです。
一見日焼けをするというと元気というイメージがありますが、メラニン色素が少ない赤ちゃんに日焼けは必要ありません。
また、肌が乾燥しがちな赤ちゃんは日に焼けやすく、症状を悪化させる原因にもなるので、肌が弱い赤ちゃんは紫外線に注意した方がいいでしょう。
赤ちゃんの日焼けの原因
日焼けは日光を肌に浴びることで、皮膚が炎症を起こし、2~6時間後に赤みや痛みなどが発症します。
基本的に生後間もない赤ちゃんには、直射日光は必要ありませんので、必ず日陰で過ごすようにしましょう。
生後6か月未満の赤ちゃんに市販の日焼け止めクリームは、刺激が強すぎますので、もし必要であればパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。
赤ちゃんの日焼けの主な症状
主に、日が当たることが多い顔などに赤い水ぶくれができます。
赤ちゃんが日に焼けると、ヤケドと同じ症状を発症するので家族は気をつけなくてはなりません。日光に当たった部分が赤くなり、水疱になり、腫れたり痛みを感じたりします。
また、子供時代に長時間紫外線を浴びることで、大人になってからの皮膚ガンや白内障などのダメージが蓄積されるので、注意しましょう。
ママが気をつけなければいけないこと
生後6か月未満の赤ちゃんに日焼け止めはまだ早いので、日焼け対策には長時間外出しないことです。赤ちゃんが日焼けをした場合の注意点と、日焼けをしないように気をつけるべきことを紹介します。
日焼けをしたら、すぐに冷やす
日焼けとヤケドの処置は同じで、患部を冷たいタオルやおしぼりなどで冷やしましょう。
ここで注意したいことは、冷えピタは気休め程度で効果はあまりないということです。患部が酷い炎症を起こし、水疱や痛みがある場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
5月~8月は外出しない
紫外線が最も多くなるのは、5~8月の秋口です。
特に紫外線が強い晴天の日や10~14時のお昼どきは、できれば外出を避けた方がいいでしょう。また、赤ちゃんを抱っこしているから紫外線を浴びないとは限りません。どうしても外出しなければならない時は、日陰を移動するか帽子をかぶせましょう。
また、ベビーカーに乗せているとアスファルトの照り返しで日焼けすることがありますので、こちらも注意が必要です。
赤ちゃんの日焼けの症状と原因についてまとめ
赤ちゃんの日焼けはヤケドと同じ症状を発症し、また処置も同様です。
紫外線を浴びすぎると、将来ガンや白内障のリスクが高まりますので、赤ちゃんが日焼けをしないための対策を早目に考えてあげてください。もしも赤ちゃんを外に連れていきたいときは、朝夕の涼しい時間帯に外出することをおすすめします。