
気温が高くなると、赤ちゃんの肌はすぐに赤いポツポツが出てきてしまいますよね。
赤ちゃんのあせもは酷くなる前に、しっかりと予防することが大切です。ちゃんと対策をしておけば、湿疹が悪化するまえに簡単に治すことができますよ。
そこで今回は、赤ちゃんのあせもの症状と原因について紹介します。
赤ちゃんのあせもがおこる原因と症状
あせもは汗の出口に赤く小さな湿疹がポツポツと出てきます。
このあせもは、汗をかいてわずか10分の間に発生してしまうことも。
あせもが発症する原因は、赤ちゃんは新陳代謝が良く体温も高いため、大人の3倍も汗を掻いてしまうため、汗の出口である汗孔(かんこう)が詰まりやすくなり、あせもが発生しまうのです。
あせもの症状の変化をチェックしてみよう
赤ちゃんのあせもは額を中心にプツプツ出てきます。また、オムツが当たる部分や、衣類がこすれる場所が発症しやすく、擦れることで痛みが生じ、赤ちゃんの機嫌が悪くなることもあるので、入浴の際は体に湿疹がないかチェックしてみましょう。
あせもの症状は以下のように変化していくので、参考にしてみてくださいね。
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1.初期のあせもは白いプツプツ
小さく透明な湿疹が出てきます。
水晶様汗疹や白いあせもと呼ばれ、軽度の皮膚の炎症で、かゆみもなく、スキンケアをすれば数日以内に治まります。痒みはあまりないので、首のくびれの部分などに発生すると、気がつかないことがあるので気をつけてみてあげましょう。 -
2.中期の赤く痒いあせもは要注意
赤く小さなブツブツとしたあせもは放置すると痒みが発生してきます。
この赤いあせもを掻き毟ることで「とびひ」を発症してしまうので注意が必要です。この状態でさらに汗を掻くようになると痛みも出てきて赤ちゃんが可哀想なので、早目に皮膚科を受診すると安心です。 -
3.後期のあせもは体全体に症状が
汗が外に排出できなくなり、小さな水疱ができたり、皮膚が青く盛り上がります。体に熱がこもるため、めまいや動悸のような症状がみられます。治療が必要な場合もありますが、汗をかかせないようにすれば自然に軽快します。
赤ちゃんの体の部位別にあせもの症状をみる
頭のあせも
顔のあせも
お腹や背中のあせも
手足のあせも
月齢別にあせもの症状をみる
新生児のあせも
1歳のあせも
2歳のあせも
3歳のあせも
あせもを症状別にみる
カサカサ乾燥あせも
ザラザラとしたあせも跡
あせもただれ
あせものせいで赤ちゃんが眠れないとき
あせもは気温が高い夏場だけの問題ではありません。
つい赤ちゃんに厚着をさせてしまう冬場も、あせもが発生してしまうので注意が必要です。
また、ヒートテックなどの機能性ウェアなどを着せることによって、あせもが発生してしまうので、通気性の良い服を着せましょう。
あせもは自然に治るのか
あせもは、自然に軽快しますが再発生がとても高いので、予防がとても大切です。
通気性の良い服を着せたり入浴させたり、適度にエアコンを使うなどして普段から赤ちゃんが汗をかかないように抑えてあげましょう。症状の軽いあせもであれば、自宅ケアで軽快していくので安心してくださいね。
繰り返すあせもにおすすめのケア商品の選び方

赤ちゃんのあせもは、酷くなる前にホームケアで治してあげましょう。
意外にも、あせも肌の原因は乾燥によるものなので、保湿ケアをしてあげれば、あせもに強い肌を育ててあげることができます。

新生児の顔やかかと、ひじなどに白いガサガサがが気になることはありませんか?
無理に皮を剥ぐと、出血してしまいますので、赤ちゃん用の保湿剤で、傷付きやすい皮膚を保湿し乾燥から守ってあげましょう。

アトピーの赤ちゃんは潤い成分が不足しがちです。そこで、足りない潤い成分を補うために、赤ちゃんでも使用できる低刺激のスキンケア商品を紹介します。

赤ちゃんの乾燥肌を改善させることで、乾燥肌によって発症しているかゆみを緩和させることができます。乾燥しやすい季節だけでなく、気付いたときに保湿してあげる習慣をつけることが重要です。