

マーカムhp ローションはヘパリン類似物質が配合されており、小児の乾燥性皮ふ炎などに使用できる血行促進剤です。
このhpローションにはヒルドイドローションと同じ「ヘパリン類似物質」成分が配合されています。
そこで今回は、マーカムhp ローションを上手に子供に使うコツについて紹介します。
マーカムhpローションについて
「マーカムhpローション」は新新薬品工業が製造する乾燥肌に効果のある第二類医薬品です。
乾燥やしもやけ、角化症、ひび、あかぎれ、傷や火傷のあとの皮膚のしこりやつっぱりといった皮膚トラブルだけでなく、打ち身、ねんざ後のはれ、筋肉痛、関節痛などにも効果があります。
医薬品なので効き目を実感しやすいことが人気の秘密のようです。また病院で処方される保湿剤のヒルドイドにも含まれている、ヘパリン擬似物質がマーカムhpローションにも含まれています。
マーカムhpローションのメリット
マーカムhpローションは他の保湿剤とは違うどのようなメリットがあるのでしょうか。
お子さんに上手に使うために、私が調べたことを詳しく記載していきます。
メリットその1「乾燥肌を根本から解決」
マーカムhpローションに含まれるヘパリン擬似物質には血行促進作用、水分保持作用、抗炎症作用があります。
コラーゲンやセラミドなどのほとんどの保湿成分は、肌表面の角質層までしか届きません。しかしヘパリン擬似物質は表皮の奥にある基底細胞に働きかけます。その結果新陳代謝を促し、保湿力を高め、バリア機能を取り戻してくれるのです。
また尿素やステロイド成分を配合していないため、肌への負担が少ないこともママにとってはうれしいですね。
メリットその2「全身に使いやすい」
マーカムhpローションは使いやすいローションタイプなので、全身に塗ることができます。伸びのよいテクスチャで、意外に乾燥しやすいけれど塗りにくい頭皮にも使いやすいのがうれしいですね。
しかし目や目のまわり、粘膜には使用しないようにしてください。皮膚の薄い部位に塗るとヒリヒリすることがあります。
使い方や購入場所
・マーカムhpローションと似た成分のヒルドイドがアトピーで受診した際に処方されることが多いので、肌の弱い赤ちゃんや子どもにも使えます。
・手のひら全体を使って十分な量を伸ばしていきます。少ない量を塗ると摩擦によって乾燥が悪化することも。
・マーカムhpローションは第二医薬品なので、薬剤師や登録販売者にいるドラッグストアで購入できます。また通信販売もできるので、Amazonや楽天市場などでも購入可能です。
まとめ
マーカムhpローションは病院で処方される保湿剤のヒルドイドと同じ、ヘパリン擬似物質が含まれる保湿効果の高いケアアイテムです。肌の細胞内部に働きかけるため、一時的な保湿ではなく乾燥肌を根本から解決に導きます。また塗りやすいローションタイプなので、赤ちゃんにサッと塗ってあげられるのも助かりますね。
マーカムhpローションは強い刺激の処方ではありませんが、医薬品なのでデイリーケアとして使うより特に乾燥が気になる場合の特別なケアとして使うことをおすすめします。
上手に使い分けることでデリケートな赤ちゃんの肌を健やかに保ちましょう。