

アトピーを持っている赤ちゃんが痒がって引っ掻いたり、泣いたりしている姿は見ているだけで辛いですよね。
夜、なかなか寝ないのは痒みがあったり、何かしら違和感や不快感を感じているというのが原因の一つです。
そこで今回は、アトピーの赤ちゃんが寝ない原因について紹介します。
アトピーの赤ちゃんが眠れない原因
アトピーの症状が原因で眠れない原因は、痒みと痛みによる不快感が大きな理由です。
皮膚の症状でなくても夜泣くことは自然のことなので、理由もなく泣いて寝ないことだって珍しくありません。
ですから眠れない、泣いている原因の全てを結びつけることはできませんが、乳児期は不快感を感じると泣いてサインを送ります。
アトピーの赤ちゃんにしてあげたい3つの夜泣き対策
アトピーの赤ちゃんは夜泣きする以外にも、寝ている間無意識のうちに肌を掻きむしってしまい、症状を悪化させてしまうことがよくあります。
大人の肌と比較して赤ちゃんの皮膚は薄く、とても繊細で敏感なため、少し引っ掻いただけでも赤く腫れてしまうことも。
そこでアトピーの症状がある場合には、快適に眠れるように搔き毟り対策を行い、睡眠をサポートしてあげることが大切です。
1.部屋を冷やす
また、アトピーによる痒みは冷やすことで和らぐことが多いので、エアコンで部屋全体を涼しくしてあげたり、タオルを水で濡らして患部に当ててあげることもお勧めです。
冷やしすぎてもいけませんが、嫌がらない程度に冷やしてあげるのも効果的です。
2.爪を短く切る
無意識に皮膚を傷つけてしまわないように、赤ちゃんの爪を常に短く切っておきましょう。
赤ちゃんは痛みに鈍感なため、皮がめくれて出血するまで掻き毟ってしまうことも。
夜中に痒みが起こり、患部を引っ掻いて傷つけないようサポートしてあげる必要があります。
3.ミトンをつける
爪を短くきっても、かきむしりが心配な場合は、ガーゼのミトンをつけてあげましょう。
ミトンは西松屋のような赤ちゃん用品店で購入できますが、見つからない場合はガーゼを塗って手作りすることもできます。
急につけると違和感を感じて外そうとする子が多いので、アトピーなど皮膚が弱いと感じたら小さいうちから早めに手袋に慣れさせてあげるといいでしょう。
1日中起きていられる赤ちゃんはいない
赤ちゃんが眠れないと親もまた眠れず大変ですが、特に今の時代はアトピーを持っている子は珍しくなく、原因は育て方ではなく遺伝や持って生まれた体質です。
神経質になりすぎたり、罪悪感を感じがちですが自分を責めすぎないでくださいね。
いくら眠れないといっても24時間起きている子はおらず、必ず眠ってくれるので眠った時に一緒に寝て疲れを溜めないことも大切です。
まとめ
- アトピーの赤ちゃんが眠らない原因は不快感によるもの
- 眠れない時間があっても必ず眠ってくれるから大丈夫
- 部屋を冷やしたり爪を短く切ってあげよう
赤ちゃんの体温の変動が多い、お風呂あがり~就寝時間には痒み起こりやすい状態です。
アトピーによる夜泣きを軽減するためには、体温をあげないよう夜寝るときの服を薄着にし、布団も1枚減らすなど、体温を低くするよう調節してあげましょう。
またお風呂あがりは特に肌が乾燥するため、保湿剤を塗ってあげると痒みが治まります。
赤ちゃんの肌の負担を減らすような対策を行い、夜泣きを減らせるよう頑張っていきましょうね。
赤ちゃんのアトピーケアに必要な保湿剤の選び方

赤ちゃんの頃から乾燥がちな肌に潤い成分を与えるスキンケアを続けることで、アトピーの発症の予防にもつながります。赤ちゃんの柔らかい肌におすすめのケア商品の選び方を紹介しています。

新生児の顔やかかと、ひじなどに白いガサガサがが気になることはありませんか?
無理に皮を剥ぐと、出血してしまいますので、赤ちゃん用の保湿剤で、傷付きやすい皮膚を保湿し乾燥から守ってあげましょう。

赤ちゃんのあせもは、酷くなる前にホームケアで治してあげましょう。
意外にも、あせも肌の原因は乾燥によるものなので、保湿ケアをしてあげれば、あせもに強い肌を育ててあげることができます。

赤ちゃんの乾燥肌を改善させることで、乾燥肌によって発症しているかゆみを緩和させることができます。乾燥しやすい季節だけでなく、気付いたときに保湿してあげる習慣をつけることが重要です。