
肌に優しい天然のオイルを使いたいなと思った時、肌に馴染みの良いと言われるスクワランオイルはどうなのかな?気になったことはありませんか?
スクワランオイルが産まれたばかりの赤ちゃんにも使用できるのか、また効果はどうなのか心配になりますよね。
そこで今回は、スクワラン成分は赤ちゃんのアトピーのケアとして使えるのかについて紹介します。
スクワランオイルの嬉しい3つの効果
スクワランは、人の皮脂にも含まれる成分のため、アレルギー反応が出にくく、赤ちゃんのアトピーのケアにも使うことができます。
スクワランにオイルには「殺菌効果」「鎮静効果」「新陳代謝を活発にする効果」といった3つの大きな効果があります。
殺菌効果
アトピーの原因のひとつになっている、体内や皮膚に常在する細菌の異常繁殖を防いでくれます。
鎮静効果
痛みやかゆみを和らげてくれる鎮静効果は、赤ちゃんのかゆみの辛さも軽減してくれます。
新陳代謝を活発にする効果
新陳代謝を活発にしてくれる作用により、肌細胞の生まれ変わりをどんどん活発してくれることから、アトピーのケアに期待が持てます。
動物性スクワランオイルが一番肌に馴染みやすい
しかし、スクワランの中でも肌に馴染むものとそうでないものがあります。
スクワランとは、動物性スクワランと植物性スクワランと合成スクワランの3種類に大きく分かれています。
古くからお肌のケアに使われているものは動物性スクワランと呼ばれるスクワランオイルで、この動物性スクワランは、深海に住むサメの肝臓の油に多く含まれる「スクワレン」という成分を加工して作られた成分です。
スクワランと似ているホホバオイルも肌ケアにおすすめ
ホホバオイルとは、「ホホバ」という多年草の種子から抽出される植物性の天然オイルです。
ホホバオイルに含まれる成分の「ワックスエステル」は人の皮脂によく似た成分なので、お肌に負担が掛かりにくく、赤ちゃんのやわらかいお肌を乾燥から守ってくれます。
ホホバオイルには「保湿効果」「抗酸化作用」「殺菌効果」の3つの効果があります。
ホホバオイルとスクワランオイルどちらがいいか考えてみると、かゆみの強そうな場合は、スクワランオイルの鎮静作用に期待して、かゆみの落ち着いている時は、ホホバオイルの肌のバリア機能の向上に期待して使い分けるというのもいいかもしれませんね。
スクワランオイルとホホバオイルそれぞれにいいところがあるので、赤ちゃんの症状を軽くしてくれそうな効果効能を持ったオイルをママが選んであげてみてください。
スクワランオイルを赤ちゃんのあせもに使う方法
スクワランオイルは赤ちゃんのあせもケアにも効果的です。
赤ちゃんは、大人と比べると汗をかく量が3倍以上もあり、あせもを起こしやすい体質です。
さらに赤ちゃんの汗腺は、大人の肌よりも密集しており、未発達な汗の出口が非常につまりやすく、すぐに不衛生な状態になってしまうことも。
汗が肌の表面に長い時間とどまってしまうと、皮膚の常在菌である黄色ブドウ球菌が増殖してしまいます。
あせもは増殖した黄色ブドウ球菌に対する炎症反応なので、あせものケアにスクワランオイルを使うのはとても効果的です。
赤ちゃんが汗をかいたら、シャワーや塗れたガーゼなどでしっかり汗の汚れを落として清潔にしてから、まんべんなくスクワランオイルを塗ってあげてください。
まとめ
- スクワランにオイルには「殺菌」「鎮静」「新陳代謝を活発にする」効果がある
- 肌のケアに使われているものは動物性スクワラン
- スクワランオイルは赤ちゃんのあせもケアにも効果的
赤ちゃんの肌に馴染みの良いスクワランオイルを使い、自宅で赤ちゃんのアトピーのケアをすることもできます。
スクワランオイルは、赤ちゃんの肌に浸透し皮膚の内側から潤いを守ってくれますので、アトピー以外にも肌の赤みやカサつきが気になるようなときに使用してあげましょう。
またスクワランオイルのように肌の内側から保湿してくれる市販品も販売されていますので、ぜひ赤ちゃんの肌ケアに使ってみてくださいね。
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