

新生児にはいつから水を飲ませてもいいの?と悩んだことはありませんか?
ミルクや母乳で育ってきた赤ちゃんに、水道水を直接与えていいのか不安になりますよね。
そこで今回は、赤ちゃんに水道水を飲ませていいのか不安になるママのために水道水について紹介します。
赤ちゃんに水道水を飲ませていい時期は「1歳前後」
小児科医に話を聞くと、「赤ちゃんに水道水を飲ませていい時期は1歳前後」という回答が返ってきたことがありました。日本の水道水は安全で、基本的には「いつでもOK」ということですが、「冷たい水でお腹を壊す子もいるため、全体的にみると大体1歳前後かなあ」というのです。つまり、赤ちゃん「水道水は絶対に与えちゃいけない!」ということはありませんので、安心してくださいね。
粉ミルクを水道水で溶かしてもいいってこと?
水道水は特別害を与える水ではありませんが、粉ミルクを飲ませるときは煮沸したお湯でなければなりません。それは水道水が危険だからではなく、粉ミルクに雑菌が繁殖している可能性があるからです。粉ミルクは栄養豊富なため、雑菌が少なからず繁殖している可能性があります。そのため、煮沸したお湯でミルク殺菌したほうが、より安全に飲ませることができるという意味です。
水道水で塩素アレルギーが起こるって聞いたことがある!
水道水には少なからず塩素が含まれていますが、水道水を完全に除去して生活をするということは、かなり難しいことですよね。塩素はそこまで気にすることはないという話もありますが、塩素が強いプールの授業で目が真っ赤になったりアレルギーを起こしてしまう子供がいるのは事実です。水遊びが大好きな子供が、塩素アレルギーのために、プールに入れないでいる子の姿をみるのは、とても可哀想ですよね。
そんなアレルギーが気になる人のために「塩素除去グッズ」も販売されています。水道水の蛇口に取り付けるものや、水の中に直接入れるものなど、様々な商品が販売されています。これなら水道水の成分が気になるママも、遠慮なく水道巣を使えますので、ぜひ参考にしてみてください。
肌の弱い子はお風呂の塩素でアトピーになってしまうって本当なの?
肌の弱い子は、肌に直接触れる物に気を使ってあげなければなりません。富山医科薬科大学医学部の「温水の作り方の差が皮膚疾患症状に影響するのか」という資料によると、肌の弱い子=肌のバリア機能が低下している子は、「お湯がしみる」という症状を訴えることがあるというのです。
アトピー性皮膚炎と水道水の塩素とても関係性が深く、塩素を除去したお湯は「刺激が少なく皮膚にやさしいお湯になる」と発表しされています。
水道水が全く問題ない子もいれば、逆に負担になってしまう子もいるため、お子さんの状態をよく観察し、必要であれば不要物質を除去してあげることが重要です。
赤ちゃんに水道水を飲ませていいのかまとめ
赤ちゃんに水道水を飲ませても大きな害はありませんが、粉ミルクをあげるときは煮沸したお湯で溶かしてから与えてあげましょう。また塩素アレルギーを起こす子には、塩素を除去できるアイテムもたくさん販売されているので、活用するのも有効的でしょう。その中で、アトピーの発症の心配がある赤ちゃんには、塩素を除去できる入浴剤もありますので、沐浴剤として使用してみてはいかがでしょうか。
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