
赤ちゃんに出来てしまった湿疹を見て、自分が与えている母乳が原因ではないのか、またはスキンケアが間違えていたかどうか不安になっていませんか。
毎日与える母乳が、赤ちゃんにデメリット要素があったらと思うと心配でたまりませんよね。
そこで今回は、赤ちゃんのアトピーは母乳が原因なのかどうかについて紹介します。
赤ちゃんのアトピーの原因は母乳だけではない
赤ちゃんがアトピーになってしまう原因として、肌の乾燥や遺伝が深く関係しており、母乳はあまり関係がないと言われています。
ただし、赤ちゃんに重度なアレルギーがある場合やママが乳腺炎になっている場合などは、母乳の質をコントロールしなければなりません。
また、アトピーの症状が出てしまう原因は、遺伝などの先天的なもの以外ではエアコンのホコリやダニなどの外的な理由も挙げられます。
快適な母乳育児を続けるために必要なこと
アトピーに負けない肌を作るために必要なことは、母乳を制限することよりも質の良い母乳をつくってあげることです。
質の良い母乳を作るために必要なことは、ママの食生活を整えることです。
母乳は赤ちゃんのお腹を満たすだけなく、免疫力を高める目的もあります。自然界も同様で、生まれたばかりの動物の赤子が初乳を飲めないと生命に関わると言われているほどです。
質の良い母乳で赤ちゃんをアトピーから守ろう
質の良い母乳を作るために必要なことを簡単にまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
菓子パンやデザートは避けて
食生活で気を付ける点は糖分・脂質を控えめにしましょう。
手軽がジャンクフードや塩分の多いスナック菓子、糖分の多いケーキなどは食べすぎないように注意が必要です。またデザートのケーキ、菓子パンなどは母乳の質を低下させるどころかママの体重も増やしてしまいます。
カフェインは控えめに
カフェインや香辛料などの刺激物の摂取も控えるようにしましょう。
カフェインはコーヒー以外では紅茶にも含まれており、玉露にもカフェインは多く含まれています。
母乳のためでも食事制限をキツイと感じたら
ただし突然食生活を変えてストレスを感じるのも良くありませんから、一日に食べる量をいつもより減らしてみるなどの工夫をしてみてください。
お母さんの体が健康だと血液がサラサラになります。
乳汁の素は血液ですから、血液が綺麗であるに越したことはありません。また、お母さんの食生活が整っていれば、子供も同じように整った食生活を送れるわけですから、将来的に見ても良いことばかりです。
まとめ
- アトピーの発症原因は遺伝や乾燥肌によるもの
- 糖分や脂質を制限すると母乳の質を高められる
- 母乳の質が良いとママの健康にも繋がる
アトピーの発症を予防することはできませんが、食事を見直し母乳の質を高めることは赤ちゃんやママの健康維持にとても良いことです。
特に、和食は野菜が多く油分も少ないため、バランスが良い健康食として、母乳を質を高めることができるでしょう。
ところで、アトピーの予防対策ですが、これは母乳の質だけではなく、乾燥肌を防ぐための保湿ケアが重要になってきます。
乾燥肌を予防することで、肌のバリア機能が強化され、アトピーだけでなく皮膚病の予防にも繋がりますので、小さいうちからスキンケアを習慣づけていきましょう。
赤ちゃんのアトピーケアに必要な保湿剤の選び方

赤ちゃんの頃から乾燥がちな肌に潤い成分を与えるスキンケアを続けることで、アトピーの発症の予防にもつながります。赤ちゃんの柔らかい肌におすすめのケア商品の選び方を紹介しています。

新生児の顔やかかと、ひじなどに白いガサガサがが気になることはありませんか?
無理に皮を剥ぐと、出血してしまいますので、赤ちゃん用の保湿剤で、傷付きやすい皮膚を保湿し乾燥から守ってあげましょう。

赤ちゃんのあせもは、酷くなる前にホームケアで治してあげましょう。
意外にも、あせも肌の原因は乾燥によるものなので、保湿ケアをしてあげれば、あせもに強い肌を育ててあげることができます。

赤ちゃんの乾燥肌を改善させることで、乾燥肌によって発症しているかゆみを緩和させることができます。乾燥しやすい季節だけでなく、気付いたときに保湿してあげる習慣をつけることが重要です。