乾燥ママ

「赤ちゃんがアトピーにならないように」または「赤ちゃんのアトピーを軽減させるために」と食事制限を考えたことはありませんか。

毎日摂取しなければならない食事を制限しなければならないとなると、とても大変ですよね。

そこで、私がアトピーの赤ちゃんに摂取を気をつけなければならない食事内容や栄養源を、うちのアトピーの子供と一緒に医療機関などを通じて調べましたので、参考にしてみてくださいね。

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの食事制限について

アトピー性皮膚炎を発症してしまう赤ちゃんの多くは、アレルギーを持っている場合があります。

まずは病院で赤ちゃんのアレルギーテストを行った結果、特定の食物が「除去した方がいいレベル」であれば、アレルゲン除去食を検討しましょう。

実はアレルゲンは皮膚から吸収されてしまうので、本人が口にしなくても皮膚に付着しただけで、腫れたりすることがあります。

アレルギーの中でも5大アレルゲンと呼ばれるのは、「卵」「牛乳」「大豆」「小麦」「米」で、その他にアレルギー反応が起きやすい食べ物は「そば」「落花生」「えび」「かに」になります。

しかし、アレルゲンは一見入っていなさそうな食物にも含まれていることが多く、完全に除去するのが難しい食べ物もあります。

特に「落花生」はチョコレートやパンにも配合されており、落花生が入っていないと思ったら実は含まれていた…ということもよくあるので要注意です。

赤ちゃんのアトピーに避けたい9つの食物

産まれてくる赤ちゃんは何のアレルゲンを持っているのかわかりません。

そのため、ママの母乳や離乳食を通して何かのアレルギーだと始めてわかることがほとんどです。

しかし、赤ちゃんが成長するにしたがい、アレルギーに強い体となりアトピーの症状が軽快していくこともあります。

そこで、アレルゲンが強く出る食事と注意すべき点をまとめましたので、参考になれば嬉しいです。

1.ミルクがダメでも母乳や粉ミルクは大丈夫

赤ちゃんがミルクアレルギーを持っていて、さらにミルクを除去すべきレベルと診断を受けた場合は、食事から牛乳を除去しましょう。

ミルクアレルギーは乳製品を加熱しても醗酵食品でも発症することがありますので、注意が必要です。

ヨーグルトやチーズ、シチューなどの乳製品を避けましょう。ミルクは牛乳だけではありません。牛乳アレルギーを持つ子は牛肉にも反応を示すことがあります。

代替品として、米乳や豆乳、アレルゲンを摂取していない母乳は飲ませても大丈夫です。

また最近の粉ミルクは、アレルゲンを除去した成分になっていますので、成分表をよく確認してから赤ちゃんに飲ませてあげてくださいね。

2.水道水に含まれる塩素は除去できる

赤ちゃんが水道水を直接飲む機会はあまりないと思いますが、水道水に含まれる塩素が肌に合わないと感じる子もいます。

プールで強烈な消毒臭を漂わせる塩素は、水道水の消毒にも使用されています。

赤ちゃんが水道水の塩素に一番多く触れる時間は、入浴時間になるでしょう。塩素は時間が経つと自然に消えていきますので、塩素が気になる場合は、入浴時間よりも早めに湯船にお湯を汲んでおき、6~36時間で塩素は少なくなります。

また塩素をすぐに除去できる市販品も販売されていますので、活用してみてもいいでしょう。

3.チョコレートアレルギーはカカオ成分に注意

チョコレートの原料となる「カカオ」を摂取することによりアレルギー反応を起こす場合があります。

またチョコレートにはアレルゲンのひとつである「落花生」や「ミルク」が含まれていることもあるので、注意が必要です。

しかし一方で、カカオに含まれるポリフェニールが抗アレルギー成分を持っていることもあり、アレルギー症状に効果があるという結果もあります。カカオにアレルゲン反応がなければ、赤ちゃんが少し大きくなってから様子を見ながら与えてあげてもいいかもしれません。

4.豆腐や豆乳などの大豆製品

大豆に含まれているたんぱく質の過剰摂取がアトピーに良くないと言われています。

たんぱく質が多く含まれている食事は、大豆以外にも肉や魚があります。

その理由は、たんぱく質を食べ過ぎることで体が栄養分を完全には分解することができず、分解しきれなかったたんぱく質の栄養成分がアトピーを悪化させるという考えです。

この場合、たんぱく質を全く摂らないのではなく、摂りすぎないように注意するという考えになります。毎日の食事内容で、たんぱく質の過剰摂取が不安な場合は、乳児健診の際に栄養士さんに食事内容を診断してもらいましょう。

5.イネ科アレルギーはバナナにも注意

イネや小麦、トウモロコシなどイネ科のアレルギーを持っている子が、バナナでアレルギーを起こすこともあります。

それは、バナナに含まれている成分がイネ科のアレルギーと似た成分のため、体がアレルギー反応を起こしてしまうためです。

花粉症を持っている赤ちゃんが、バナナを食べて口の周りが腫れたり、くしゃみや目をパチパチさせるようになったら、バナナは避けアレルギーテストを受けてみましょう。

バナナはフルーツ系のジュースやパンケーキやアイスなどに含まれていることがあります。

6.小麦製品やパンよりもうどんの方が良い

小麦はパンやパスタ、うどんなど除去するのがちょっと大変なアレルゲンですよね。

小麦製品は購入しやすいため、離乳食を始めてからアレルギーは気がつくことが多いので、初めて小麦製品を与えるときは、少しずつ与えてみましょう。

小麦に含まれるたんぱく質の摂取量で症状が変わりますので、小麦の食事を試してみるときは、パンやマカロニよりも、アレルゲンが少ないうどんやそうめんから始めましょう。しかし、小麦は焼いても水で溶かしてもアレルゲンが弱くなることはありませんので、調理法は関係ありません。

7.玄米も米もあまり変わらない

玄米に関することを調べると、「玄米はおすすめ」「玄米は止めた方がいい」「米も玄米もやめたほうがいい」と、どの方法がいいのかよくわからなくなってしまいます。

玄米は健康食として食べた方がいいと言われているため、赤ちゃんにも摂取した方がいいのかなと考えてしまいますよね。

しかし、玄米は赤ちゃんにとっては消化不良の原因となることが多く、胃腸に負担がかかることも。また玄米はお米よりもたんぱく質成分が多く含まれており、アレルギーが起こらない食事でもありません。

どうしても玄米を食べさせてあげたいときは、生後9カ月頃から食事の中に少しずつ混ぜてあげることから始めましょう。

8.卵は卵黄よりも卵白に注意

卵アレルギーでは、卵黄よりも卵白に気をつけましょう。

卵白はケーキやパスタ、ボーロやプリンなど、多くの加工食品に含まれています。

赤ちゃんが成長するにつれて消化器官が強くなり、3歳以降には軽快していくことが多いのも特徴です。

アレルギーを鳴らすために卵を与えるときは、鮮度のいい卵を長い時間をかけてちょっとずつ与えるようにしましょう。

9.砂糖はアトピーじゃなくても摂取を控えて

砂糖はアトピーだけでなく、赤ちゃんの虫歯や小児糖尿病を防ぐために、できればあまり摂取させない方がいいと栄養指導を受ける調味料です。

乳児健診の際にも注意されると思いますが、フルーツジュースや市販のお菓子には、たくさんの砂糖が入っています。

赤ちゃんは砂糖はあまり必要ありませんので、食材が元々持っている甘み成分だけで十分でしょう。

アトピーに効果的な食べ物や飲み物

アトピーに効果的と言われる食物の中でも、代表的なのが「お茶」です。

そこで、それぞれのどんな成分がアトピーに良いとされるのかを簡単にみていきますので、参考にしてみてくださいね。

どくだみ茶は苦いので1歳を過ぎてから

5~6月に花を咲かせる「どくだみ」

このどくだみは、昔から殺菌作用と抗菌作用があり、皮膚に塗るなどの皮膚炎の民間療法として使われてきました。

そのどくだみから抽出されるどくだみ茶を飲むと、アトピーに良いと言われていますが、どくだみ茶は苦味もあるので、赤ちゃんに飲ませると嫌がる恐れがあります。

赤ちゃんにどくだみ茶を飲ませたいときは、消化器官が発達してくる1歳近くになるまで、控えた方がいいでしょう。

緑茶はカフェインが多いので赤ちゃんには注意

緑茶に含まれるカテキンは、肌にいいビタミンB2や、肌を活性化させる抗酸化作用があります。

また緑茶には抗インフルエンザ作用や虫歯予防にも効果的とされ、幼稚園や学校では風邪予防のために、緑茶を持たせることも。

しかし、緑茶には微量ながらカフェインが入っており、1歳未満の赤ちゃんには控えた方がいいでしょう。

麦茶はたんぱく質が少ないので活用しやすい

麦茶はカフェインが含まれていないため、赤ちゃんの水分補給として与えやすく、市販の「ベビーむぎちゃ」などは生後1カ月頃から与えても大丈夫です。

また麦茶にはたんぱく質含有量も少なく、夏場や外出時に摂取しやすい水分です。

しかし、麦茶の主成分となるオオムギアレルギーがある場合は、他のノンカフェインのはと麦茶、コーン茶、ルイボスティーなどを試してみましょう。

ビタミンBは良い皮膚を作ってくれる

アトピーに効果的と言われているのは、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB3・・・など、いわゆる「ビタミンB群」と呼ばれているものです。

豚肉やハム、鶏肉や納豆、海苔やしじみなど、ビタミンBが多く含まれている食物を離乳食に混ぜてあげましょう。

びわは生後6カ月以降からすりつぶしてあげよう

びわにはビタミンBやポリフェノールなどの皮膚に良い成分が多く含まれています。

またびわに含まれる抗酸化作用が肌を活性化させ、トラブルに強い肌質を作ってくれます。

びわを赤ちゃんに与えるときは、離乳食が食べられるようになる生後6カ月以降から種をのぞきすりつぶして赤ちゃんに与えましょう。

赤ちゃんがアトピーの場合は断乳した方がいい?

まずは赤ちゃんのアレルゲンを特定し、原因を調べてから断乳に踏み切りましょう。

母乳は赤ちゃんにとって栄養源であり、また精神安定剤のような役割もあります。さらに、母子のスキンシップのひとつです。母乳育児はデメリットよりもメリットの方が多いため、漠然と「断乳しよう!」と思うのは赤ちゃんにとって可愛そうな結果に繋がります。

お医者さんに「断乳すべき」と診断されてから断乳を試みても遅くはありません。

アトピーの赤ちゃんの離乳食の進め方

アトピーが心配される赤ちゃんは、消化器官が弱いので、食べが悪いのに離乳食を勧める必要はありません。

赤ちゃんを育てていると、他の子と比べてしまい体重の増えや離乳食の回数に不安を感じ、焦ってしまうことがよくあります。

隣の子が2回食になっても、自分の子が好き嫌いが多くても、気にしないようにしましょう。

私の子育ての経験上、無理に食べさせても、子供がかえって食事を嫌がったり、じんましんなどのアレルギー反応が出たりと、良い結果にはなりません。

難しいかもしれませんが、まずは「一口食べたらOK!」「いずれ食べるようになるから、大丈夫」と考え、ゆったりと赤ちゃんを育てていきましょうね。今まで食べなかった赤ちゃんが、ある日を境に急に食べるようになった!なんて良くある話ですよ。

まとめ

  • アレルゲンを持っていないかどうかアレルギー検査を受けてみよう
  • 成長と共に皮膚も強くなってくる
  • アトピー体質の赤ちゃんは消化が悪いので、離乳食のスピードは遅めでOK

赤ちゃんのアトピーが心配される場合は、アレルゲンを避けた食事を摂取させましょう。

アトピー体質の赤ちゃんは消化も良くないため、食べが悪い子もいます。

そんな時は、主食となる「卵」「牛乳」「大豆」「小麦」「米」は少しずつ与え、食後に皮膚が赤くなったり掻きむしったり、目をパチパチさせたりしないかをよく確認してください。

また「そば」「落花生」「えび」「かに」は1歳を過ぎてから与えるように気をつけましょう。

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