

赤ちゃんの肌に膿をもった湿疹や掻き毟りにより出血など…アトピーの症状に不安を感じていることと思います。
アトピーを怖がるあまり、ママである自分が原因をつくってしまったのではないかと不安になっていませんか?
そこで、赤ちゃんがアトピーになってしまう原因をまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんがアトピーを発症してしまう原因
実は、赤ちゃんがアトピーになってしまう「コレ!」と言った原因はありません。
アトピーの症状が出やすい赤ちゃんは、肌のバリア機能が低いこと、アレルギーを持っていること、ストレスが関係していると言われてます。
特に、アトピー性皮膚炎を発症する赤ちゃんは生まれつき肌がカサカサしやすく、湿疹やかゆみが悪化してアトピー性皮膚炎になることも。
しかし、多くのママは「自分がアトピーの原因を作ってしまっているのでは?」と悩んでいるのが現状です。
そこで、多くのママが勘違いしているアトピーの原因をそれぞれ詳しく紹介していきます。
母乳が原因で赤ちゃんがアトピーになるわけではない
母乳は赤ちゃんにとってバランスの摂れた素晴らしい栄養源です。
アレルゲンを摂取したママの母乳をあげると、子供はアレルギーを受け継いでしまう…と不安になるママもいます。
ママや赤ちゃんが重篤なアレルギーを持っていない限りは、母乳を与えてもあまり影響はありませんし、赤ちゃんの体を育てるために母乳は必要です。
赤ちゃんにニコニコ頬笑みながら、今しかない授乳タイムを楽しんでくださいね。
妊娠中の食生活を後悔するよりスキンケアを続けよう
妊娠中の食生活が原因で赤ちゃんがアトピーになるの?と不安に感じているママがたくさんいます。
普通に食事を摂っていれば何の問題もないのですが、確かに妊娠中に栄養バランスを気にせずに菓子パンやファストフード、喫煙などを続けていると胎児にも悪影響を及ぼします。
よほどの事がない限りは、問題はありませんが、赤ちゃんの肌トラブルの多くは早期のケアで軽快しますので、あまり深く悩まずに赤ちゃんのアトピーと向き合ってあげてくださいね。
赤ちゃんがアトピーになる原因は母親だけとは限らない
上記で紹介したように、赤ちゃんがアトピーになってしまう原因は母乳や妊娠中の生活だけが問題ではありません。
大切なのは、原因はどこにあるかを探るよりも、今後どうケアを続けていけばいいのかを考えることです。
様々な原因が絡み合ってアトピーが発症してしまうので、不安になりすぎずに子育てを続けてくださいね。
赤ちゃんのアトピーを悪化させないための原因だけ知っておこう
赤ちゃんがアトピーになってしまう原因よりも、これ以上アトピーを悪化させないための原因の方がとても重要になります。
アトピーを悪化させないためには、スキンケアももちろんですが肌への刺激を軽減させるための生活習慣の見直しも大切です。
- 肌を乾燥させないようにエアコンをつけすぎない
- 親子でウールや飾りのある洋服は避ける
- アレルギーテストを受けアレルゲンを避けた食事を摂る
- お風呂上がりには保湿剤をつける
以上のことは、弱っている肌のバリア機能を修復させるために必要な見直しです。
思い当たることがあれば、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
- 母乳が原因でアトピーを発症するのではない
- 妊娠中に普通の食生活をしていれば、あまり問題はない
- アトピーになってしまったことよりも、これ以上悪化させない対策を考えることが大切
赤ちゃんがアトピーになってしまっても、3歳までには軽快すると言われています。
しかし、ママが赤ちゃんの肌の状態に過剰に不安になっていたり食生活を制限していては、治るものも治りません。
ステロイドやスキンケアももちろん大切ですが、元気なお子さんを育てることで自然と肌の状態も良くなってきますので、自分を責めずにいつも通りに接してあげてくださいね。
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