そこで今回は、乾燥肌にサヨナラするための子供のスキンケア方法を紹介します。
乾燥肌の子供のスキンケア方法
お子さんの肌を健康的に育ててあげるために大切なことは、毎日休まずにケアしてあげることです。
スキンケアを習慣化することで、肌トラブルの発症を防ぐことができます。スキンケアの基本は、「清潔」「保湿」の2つですが、石鹸でゴシゴシと洗ったり、気づいたときに1日何回も保湿したりなど、間違ったケアを続けるとかえって皮膚を傷めてしまうことも。
また子供の成長の程度によってケアの方法が違ってきますので、状況別に詳しいスキンケア方法を紹介していきたいと思います。
お子さんの成長別に対策を紹介しています
1才までの赤ちゃんのスキンケア
皮膚が薄い新生児~1才までの赤ちゃんのスキンケア方法を紹介します。汚れや汗が溜まりやすい赤ちゃんは「清潔」が第一です。肌をお風呂で洗い流し、清潔にしてあげることで、肌トラブルが軽快しやすくなります。
1才からの子供のスキンケア
外遊びが大好きな1才以降の子供のスキンケア方法を紹介します。保育園や幼稚園に通うようになり行動範囲が広がっていく子供には、虫除け対策や日焼け止めなど、外出用のスキンケアをちゃんと行ってあげましょう。
正しい使い方で効果バツグン!子供のスキンケア用品
季節や状況によって保湿剤を上手に使い分けると、より効果が高まります。
夏は湿度が高く、汗を掻きやすいため軟膏やクリームのような汗の出口を塞ぐタイプの保湿剤は不向きです。逆に、乾燥しやすい冬にローションのような保護力がない保湿剤は効果がありません。
このように「この保湿剤あんまり効かないんだけど…」と疑問に思う前に、使い方をもう一度だけ確認してみましょう。
季節によって子供のスキンケア品を使い分けよう
夏におすすめ!保湿ローション
汗をかきやすい夏場のスキンケアには、保湿ローションがおすすめです。
保湿ローションは、水との相性がよく肌にしっとりと浸透していきます。乾燥しない夏場は「保湿剤なんて要らないのでは?」と思うこともありますが、保湿することで肌のバランスが整い、あせもの発症を防ぐこともできますので、しっかりとケアをしてあげましょう。
冬におすすめ!軟膏・クリーム・入浴剤
ガサガサ乾燥しやすい冬は、油分の多い軟膏やクリームで皮膚を保護してあげましょう。
水分が不足しやすい冬場には、しっかりと油分で皮膚に膜を作ってあげる必要があります。ガサガサと荒れた肌はバリア機能が低下し、痒みや傷みを発生させてしまいますので、夏場以上にケアしてあげましょう。
できれば無理なく一年中続けたい!子供の保湿対策
ママもお風呂あがりや化粧前にスキンケアをしますよね。
それは肌を空気や化粧品などの刺激から守るためではありませんか?赤ちゃんも同じように、外部の刺激から守ってあげる必要があります。成長してからも肌トラブルを防いでいくためには、幼いうちからスキンケアを習慣付けてあげましょう。
まとめ
産まれてすぐに赤ちゃんにスキンケアを行うと、アトピー性皮膚炎などのトラブルを発症しにくくなります。
「生後すぐの赤ちゃんにケアをしてこなかったけど、もう遅い?」と不安になるママもいるとお思いますが、今からでも大丈夫です。気づいたときからケアを行っても十分に間に合います。
お子さんの未来のために、今日からできることを始めましょう。
こんな症状にお悩みではありませんか?
子供の皮膚がブツブツしてきた
子供の柔らかい肌に、細かいブツブツとした色のない鮫肌のような湿疹が出てくることはありませんか?痒みを発生させないためには、普段から皮膚を乾燥させないように心がけましょう。
子供の膝裏が赤くなっている
子供の膝裏が赤くなっていると、アトピーや何かの感染症ではないのかと不安になってしまいますよね。子供の膝裏は皮膚が柔らかく、また擦れやすい部分でもあるので、炎症を起こしやすくなります。
子供の手荒れがひどい
寒くなってくると、お子さんの手がガサガサしたり、あかぎれたりすることはありませんか?皮膚を守っている皮脂という油膜が剥がれてしまい、刺激を受けやすくなっている状態です。
皮膚が赤くかぶれてくる
汗やホコリ、衣類など、ある特定の物に触れることで湿疹や腫れを起こすこともあります。接触性皮膚炎は、アレルギータイプのものと非アレルギータイプとに分類されますので、チェックしてみてください。