
子どもには、大人用の虫除けは成分が強すぎて、肌に負担をかけてしまうため、できたら殺虫成分が低く、低刺激の虫よけスプレーを塗布してあげましょう。
また、虫に刺されてしまったあとは、無添加石けんで肌を洗い流してあげると、解毒効果がありますよ。
そこで今回は、子供の虫刺され予防商品の選び方を紹介します。
子供の虫刺されを安全にケアするために
虫に刺されてしまった場合は、急いで虫さされ薬を塗るよりも、まずは患部を清潔にすることで水溶性の毒素を中和することができます。
虫に刺されたときは、「すぐ薬をぬらなくちゃ!」と焦りがちですが、まずは水と石けんで患部を綺麗に洗い流してみましょう。
虫にさされてできる湿疹よりも、虫の毒や体液によるアレルギー反応が深刻です。そのため、まずは患部を清潔に洗うことを重視し、皮膚に付着した毒や体液を流しましょう。
患部を清潔にすることで水溶性の毒素が流れ落ちやすく、患部付近の血管も収縮させることができますよ。
子供の虫刺されケア商品の選び方
子供の虫刺されをホームケアするときに、たくさんの市販品がありすぎて、何を使えばいいのか迷ってしまいますよね。
子供の肌トラブルで、私がこれまでに色々な市販品を使った結果、虫刺されのお子さんにおすすめしたい保湿剤をまとめてみました。
お子さんの肌ケア品を選ぶ時の参考になれば嬉しいです。
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虫除け対策
虫刺されによるかぶれや、炎症の悪化を防ぐために、外出時にはしっかりと虫除け対策を行いましょう。
虫刺されを予防することで、とびひの再発やかきむしりを予防することができます。
夏の外遊びや登園・登校の虫除け対策で夏の炎症を防いであげましょう。
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保湿クリーム
保湿クリームのメリットは、皮膚の保護力が高いため、季節を問わずしっかりと皮膚を保護してくれるところです。
荒れが酷い部分でもしっかりと効果を発揮してくれますので、お子さんの肌をしっかりと保湿したいときに使ってあげてください。
子供の肌をしっかり保湿してくれるおすすめのクリームをランキングで紹介しています。
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ベビー石鹸
赤ちゃんや肌の弱いお子さんでもしようできる低刺激の無添加石けんを選びましょう。
ただ無添加というだけではなく、ある程度の保湿成分もないと、入浴後にかえって肌が乾燥し、カサカサやかゆみの原因になることも。
無添加ながらも保湿成分がある、おすすめのベビー石鹸をランキングで紹介しています。
虫刺され予防に注意したい「ディート成分」
一般的な虫よけスプレーに配合されている「ディート」は、アメリカやカナダでは毒性が心配ということで使用を懸念している成分です。
普通に使用する分には問題がないとして、日本では特に問題視されていませんが、このディートを大量に摂取した場合は「血圧低下」「けいれん」「発疹」という症状が出る恐れがあり、生後6か月未満の乳児への使用が問題視されています。
虫よけに含まれるディート濃度は10%以下であれば問題はないと小児科学会が報告していますが、市販品の中には30%を超えるものも販売されていることもあります。
日本でも「ディート成分」が未配合の虫よけスプレーも販売されていますので、小さいお子さんがいる家庭では購入の参考にしてみてくださいね。